ジョグジャのスーパーでは、ウスターソースも中濃もとんかつソースも売ってません。
ソース類って重いから、日本から送ったり持ってくるのも大変だし、困った。
僕、フライが大好きだから、ソースの消費量は半端でない。
しかし、よく考えたら、ソースの材料ってみんなジャワにあるものばかり。
そして作ってみると意外と簡単、しかも味は極上だー。
本当はソースはカヲルさん担当だったんだけど、地震やら日本行きやらでいろいろたいへんなので
自分で作ってみた。味がぜんぜん違うのでいつかカヲルさんのレシピも載せたらおもしろいかも。
 
材料(約1リットルのソース)
トマト(Tomat) 1kg
りんご(Apel) 200g
たまねぎ(Bawang bombay) 大1個
にんにく(Bawang putih) 3片
にんじん(Wortal) 1本
干しプルーン 8個
コーンスターチ(Tepung maizena) 大さじ1
水(Air) 1.5リットル
調味料
ココナツシュガー(普通の砂糖を使う場合は85gに  減らして)(Gula jawa) 100g
はちみつ(Madu) 大さじ2
酢 (Cuka) 120ml
醤油(Kecap asin) 大さじ3
塩(Garam) 小さじ4

スパイス
コショウ(Merica/Lada) 小さじ1/3
ナツメグ(Polo) 少々
クミン(Jinten) 小さじ1/3
フェンネル(Fennel) 小さじ1/3
クローブ(Cenkeh) 少々
ローレルの葉 1枚
タイム 小さじ1/3
セージ 小さじ1/3
シナモン(Kayu manis) 少々
その他お好みで。ないものは入れなくてもOK。

手に入る人は、増粘剤がわりと酸味付けにタマリンド(Asam)を入れてみてもいい。
セロリ、干ししいたけ、オイスターソース、昆布など
味を良くするものを適当に工夫して入れてみて。
ソース(中濃というよりはとんかつソース?)の作り方   

熟したトマトを選んで、沸騰した湯につける。
6
材料がやわらかくなるまでじっくり煮込む。
2
つるっと皮がむける。
楽しい!
7
水分が飛んでやや量が減ったところでスパイスを入れ、しばらく煮た後でいったん火を止める。
3
コーンスターチ以外の材料をすべて適当に細かく切ってなべに入れる。酢以外の調味料も入れる。あくを取りながらグツグツ煮る。
8
ミキサーかフードプロセッサーで滑らかにする。
4
ジャワではこういうスパイス類が手軽に手に入るのは嬉しい。
9
再び火にかけて煮込む。酢を加え10分ほど煮て、少量の水で溶いたコーンスターチを入れて一煮立ちさせ、とろみがついたらできあがり。
5
スパイス類をすべてミルかチョベですりつぶす。
10
いただきまーす。
できれば1週間ほど冷蔵庫で寝かせると酢の酸味がまろやかになっておいしい。
COBEKとは?
ジャワの料理で絶対使う調理器具にcobek dan ulek-ulek(チョべックとウルックーウルック)があります。スパイスをつぶして混ぜてなめらかにする道具です。
ジャワ人のお母さんたちはこれでなんでもガシガシとつぶして料理をする。すごく上手。
市販のソースと違って色は明るめ。なぜならカラメルや着色料などを入れないからです。
そもそもソースはなんで黒くなきゃいけないの?
不必要なものは入れない、それがシードフォークス流。
保存料が入っていなくても、冷蔵庫で1ヶ月以上持つので、腐る前に食べきってしまいます。

あと、一般的には、材料を煮た後滑らかにするために布でこすことになってるんですが、
こさなくても十分滑らかだし食物繊維も摂れるってことで僕らはこさない。

甘みはできれば砂糖よりも天然の材料でつけたい。
ジャワだったらココナツシュガー、日本だったら黒砂糖か三温糖などで、
あとははちみつやプルーンを加えるとまろやかになります。

煮込むときの水分の飛ばし方によってソースの濃さが変わります。
ソースをたっぷりかけて食べたい人は水分大目に、
濃いソースがお好みの方は6の段階でかなり煮込んでください。

フライにかけるほか、ミートソースの隠し味や、焼きそばにもいけるよ。



トップページへGO!