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バリ島西部ムンジャンガンに行く途中、海岸沿いのプラキ寺院に立ち寄った。ジャワに住む僕らの目には新鮮に映るバリのヒンドゥー寺院。カニクイザル達がたくさんいた。人に慣れていない本当の野性の猿に会うのは難しいが、こうした餌付けされた猿は間近に観察することができるので楽しい。シードフォークスの猿達と同じ種類ながら、みな顔立ちや特徴がぜんぜん違う。ここでは猿のみをたっぷりご紹介したい。 |
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動物がその環境でどのように暮らしているかは顔つきに現れるものだが、
ここの猿達の顔つきは皆穏やかでおっとりした感じに見える。 こんな広々した所で鎖に繋がれず檻にも入れられず、 群れで猿社会が築けているし、餌は人がくれる。 周囲にいたずらするような民家や畑もないところなので人間の迫害にも会わず 人を見て怖がることもないし、襲うこともしないようだ。 ココナッツの実をもらって食べていたが、そんなもので満足しているということは 観光客などがやたらにいろいろなものをあげていないと思われる。 大人の雄猿が股を広げてぼんやり座っていたり、 小猿たちが駆け回ったり、実にほほえましい光景。 うまく人と共存できて、楽しく暮らせているまれなケースなのではないかと思う。 完全な野生で破壊されつつある自然の中で淘汰されていく猿もあれば 劣悪な環境で人に飼い殺しにされている猿も大勢いる。 この寺院の猿達のような位置は案外安泰なのかも。 この猿達の幸せを維持するためにも、この寺で与えられている餌以外のものを 訪れた客達があげて彼らの味覚を変えないよう切に願う。 |
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