ムラピ山噴火はようやく落ち着きを見せ始め、警戒度も下げられた。

先日紹介したBabatanやKetepは山の西側だが、今回行ったのは一番の危険区域である山の南側、Kaliademである。ここは数ヶ月前に火砕流で2人の犠牲者を出した所で、今でも灰と石に埋まっていて自然の力を思い知らされるダイナミックな光景だった。

山には何か不思議な力があるように思う。なにかと山に近づいてしまうのは、山が大地のエネルギーの象徴だからなのか。
噴火というのは近づいてみれば大災害だが、宇宙的規模で見ればたんなるくしゃみ程度でしかないのかもしれない。
そんな風に自分の視線を寄ったり引いたりしながら思う存分山を感じた。
火砕流からほんの数ヶ月、あたり一面灰と石で埋め尽くされている。
こんなに近くに来てさえ尚ムラピ山は遠くに見え、とてもこんなところまで火砕流が流れてくるとは想像も及ばない。
売店などの建物だったと言う建物も灰に埋もれてしまった。
結構大きい石もごろごろしているが、こんなのが山から飛んできたとは・・・ 避難壕の入り口。犠牲になったNGOのボランティア二人はこの避難壕で亡くなった。これで避難壕が安全でないことが証明されてしまった。
ここでは入場料を払うと、チケットと一緒にマスクをもらえる。ちょっと風が吹くと灰が舞い上がる。 火砕流の跡の枯れ木。
火砕流の通った跡だけが枯れ木になっていて、その近くの火砕流を逃れた木々は緑のままだった。 昼間の月。
枯れ木の間から月。
山の力である。人間が自然を畏れる気持ちは、決してなくしてはならない。
山が落ち着き、観光客が戻ってきた。週末なので人が多く、家族連れやデートのカップルなどが多かった。 断崖絶壁になっているがけの縁には竹を刺して紐を張っているだけ。今にも滑って落ちてしまいそうで怖い。
家畜用の草を運ぶ人。彼にとってはこの光景は日常なのである!たくましい。 今回はなんだか同じような写真ばかりになってしまったが、それだけどこもかしこもこんな景色だったと言うことである。家から車でたったの1時間でこんな所に来れる。
カリアデム名物Jadak Tempeの屋台。 Tempe Bacamというテンペを甘辛く煮付けたもの。
ジャワの餅、Jadah。 餅にテンペバッチャムを挟んでバナナの葉を巻いて食べる、ジャワのサンドイッチ。とてもうまかった。
ココナツシュガーで甘く味付けた餅、Wajik。 ムラピの噴火の写真を並べて売っていた。撮ろうとしたら怒られた。ガードが固い。
何度でも見たい山。

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